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岐阜赤十字病院 眼科

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タグ:白内障 ( 14 ) タグの人気記事

Japan Timesに掲載されました。

先日インタビューを受けた内容がJapan Times に9月30日に掲載されました。いろんな分野の専門家を取材する特集の中で紹介していただけました。これまで行ってきたドライアイ治療、ICL手術、最近出版した本の内容などが掲載されています。
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by gifuredcross | 2016-10-12 20:45 | メディア・リリース

Cataract update seminarにて最新の白内障手術について講演を行いました。

本日はAlcon社主催の講演会で、術中収差計であるORA(オラ)について講演を行いました。六本木アカデミーヒルズ49Fで行われましたが、懇親会でもいろいろな先生の質問攻めに合いほとんど景色を楽しむ余裕もありませんでした(汗)。
改めてORAへの関心の高さが伝わってきました。このORAという器械は手術中に眼内レンズの度数が計算できるという画期的なもので、白内障手術で起こりうる度数ずれを最小限に抑えることが期待できます。当院でも先日本格導入し、手術に使用を開始しています。今までに度数ずれが起こりやすかった、白内障がひどい方、レーシック後の方、強度近視の方などに有用と考えています。

講演スライドより
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by gifuredcross | 2016-10-10 20:57 | 白内障手術

Best of Cataract受賞

第31回JSCRS学術総会で当院の市川慶医師が白内障部門の一般講演の中から1題のみ選ばれるBest of Cataract賞を受賞しました。この研究では、フェムトセカンドレーザーでのエネルギーが角膜切開の強度にどのように影響するかという検討を行ったもので、今後このような研究の積み重ねでレーザー白内障手術がさらに進歩することが期待されます。
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by gifuredcross | 2016-07-21 09:10 | 白内障手術

白内障学会・水晶体研究会

世間はシルバーウィークで5連休だった方も多かったと思いますが、我々は金曜日から日曜日まで名古屋で行われた白内障学会・水晶体研究会に参加しました。
私はシンポジウムで「フェムトセカンドレーザー白内障手術の成績と課題」と題して講演させていただきました。
市川慶先生は一般講演で「フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術前嚢片の透過電子顕微鏡での組織学的所見」
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澤木先生はポスター発表で「当院におけるサージカルガイダンスの認識率及び認識率に寄与する因子の検討」
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近藤先生もポスターは票で「糖尿病症例における水晶体上皮細胞の細胞核/細胞質比の比較」と題して講演をしました。
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フェムトセカンドレーザー白内障手術やトーリック眼内レンズ(乱視矯正可能な眼内レンズ)は最近のトピックスですので今後も研究を重ねて患者さんにも還元できることを考えています。
by gifuredcross | 2015-09-23 22:32 | 学術活動

レーザー白内障手術

今年の3月より名古屋市の中京眼科にてレーザー白内障手術を開始しました。

レーザー白内障手術は、フェムトセカンドレーザーを用いて、角膜を切開し水晶体を細かく切断する技術です。乱視も手術時に軽減させる治療も同時に可能です。従来まではレーザー器機が未認可であったため、自費治療の患者さんを対象に限定的に行ってきましたが、このたび厚労省の認可がおりたことから、幅広く治療を行う事が出来るようになりました。このレーザー白内障手術による恩恵はメスを使うことなく手術が可能になったことや、眼の中の水晶体を砕く超音波エネルギーを非常に低く抑えることが可能な点です。手術は単焦点レンズを使用する場合は全て保険でおこなっており、先進医療の多焦点眼内レンズや完全自費のトリフォーカルレンズも使用可能です。使用するレーザーは米国Alcon社製LenSx(レンゼックスと呼びます)です。レーザー白内障手術に興味のある患者さんは名古屋アイクリニックもしくは岐阜日赤眼科の私の外来を受診していただき、手術の適応とされた場合は名古屋市熱田区の中京眼科(名鉄神宮前すぐ)で日帰り手術をさせていただきます。現在、出張して月に1回のみ行っているため、手術まで少しお待たせすることがありますのでご了承ください。

レーザー白内障手術装置LenSx(レンゼックス)
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レーザー白内障手術の概略
まずレーザーに付属した計測装置で眼球の断面像が取得されます。この画像に基づいて正確にレーザーで角膜切開、水晶体前嚢切開、水晶体核分割が行われます。
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水晶体の分割は、さまざまなパターンで分割が可能で、この図のように4分割、6分割、マンゴーカットといわれるようにもっと細かく分割することも可能で、患者さんの状態や水晶体核の硬さによってかえています。
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レーザー白内障手術のデメリットは、手術が2段階になることです。まずレーザー室に入っていただき、レーザーを照射します(レーザーを当てる時間は1分以内)。その後に通常の手術室に移動していただき、白内障手術を進めていきます。
by gifuredcross | 2015-03-17 21:42 | 白内障手術

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が先進医療に認定

以前、当院眼科で多焦点眼内レンズ導入の記事を書きましたが、その後症例が増え、3月1日をもって当院眼科で行う多焦点眼内レンズ手術が先進医療に認定されました。これによって大きく変わるのは、以下の2点です。
1.術前及び術後の投薬、検査などに公的保険が適用されます。
2.先進医療特約つきの民間の生命保険に加入されている方は、その保険より多焦点眼内レンズ手術は全額給付されます(支払い条件は保険会社によって異なることがあります)。

ちょっとややこしいので下に図で示します。
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特に2の恩恵は大きく、先進医療特約つきの民間保険に加入されている方には朗報です。
ちなみに多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の料金は、片眼29万円(両眼58万円、税込み)となります。

白内障術後に遠くも近くも眼鏡を使わずに見えるようになりたいというご希望の患者さんには、非常に画期的な手術です。ただし白内障以外の病気があるような場合はこの手術が向かない場合もあります。ご興味がある患者さんは、お気軽にお問い合わせください。
by gifuredcross | 2015-03-10 23:47 | 白内障手術

サージカルガイダンス導入

最近、白内障手術でトーリック眼内レンズ(乱視矯正眼内レンズ)を使用する機会が増えています。今までの検討から、術後の乱視が1D以上あると裸眼視力が1.0出る方の割合が減るため、当院では乱視がある程度ある方には積極的に乱視入り眼内レンズを使用しています。
この乱視つき眼内レンズは、患者さん毎に眼の中で固定する角度が異なるため、手術中に角度を分度器のような手術器具で計測して固定位置を調整していました。ただし当然手術中に患者さんの目も動きますので、微調整が難しい状況でした。
今回導入したサージカルガイダンスは術者の手術顕微鏡に眼内レンズの固定角度を表示するもので、手術しながら固定角度を確認することができます。
この下の写真が術者に見えている映像で、患者さんの名前(画像では消してあります)、固定角度が示されています。もちろん患者さんの目の動きに合わせて、追随するトラッキング機能ももっています。
最近はグーグル・グラスのように眼鏡型の情報端末のように実空間にいろいろな情報を表示する技術が日常にも入ろうとしていますが、手術の世界でも同様なことが起こっています。
今回のサージカルガイダンス導入により、乱視つき眼内レンズ固定の精度がより高くなったと思います。また多焦点乱視つき眼内レンズにおいてもより高いパフォーマンスを発揮するのではと思っています。
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by gifuredcross | 2014-06-14 19:52 | 白内障手術

中国での白内障手術

今週の連休で中国、大連まで白内障手術のために行ってきました。香港は以前に学会で行った事がありますが、本土は初めてでした。
手術をさせていただいたのは、大連医科大学付属の白内障手術センターです。写真に写っている白衣の下にオペ着を来ているのが大連医科大学教授の谷先生です。
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私は中国語は不勉強で全然分かりませんが、こちらの谷教授が10年以上の日本留学経験があり全て通訳して患者さんに伝えていただけたので手術もスムーズに進みました。
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夜は本場の海鮮中華をご馳走になりました。ここは面白いシステムで、入ったところにいけすがあり、ここで食材を選んで、調理方法などもタブレットで見せられて選びます。谷教授が、お勧めのものを注文していただいたお陰で、どのお料理もとても美味しかったです。下の写真は生きたウニをそのまま切って出されたものです。まだとげが動いてました。。。味は甘くてとてもおいしかったです。その後は中国版スーパー銭湯(洗浴中心と言います)に連れて行ってもらい、ゆっくりしました。
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大連は想像以上の大都会で、まだ多くの高層ビルが建設中でしたので、これからますます発展していくと思いました。また次回行く機会があれば、もう少しDeepなところも探検してみたいです。
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by gifuredcross | 2013-07-15 14:39 | 白内障手術

白内障治療について

加齢とともに目の中の水晶体が濁ってしまい視力が低下する病気です。
この写真のように眼科で使用する顕微鏡で観察すると簡単に診断できます。
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現在、多くの病気が加齢と関係することが分かっていますが、この白内障もその代表です。現在、白内障の進行予防には抗酸化作用のあるサプリメントがある程度効果があることが証明されていますが、一旦濁ってしまった水晶体は飲み薬や目薬で元に戻すことはできません。やはりこの場合は手術が必要になってきます。白内障手術は、年々進歩しており最近は非常に低侵襲の手術となっています。下に当院で行っている白内障手術の流れをお示ししますが、2~3mmの小さい傷口から目の中の水晶体の濁りを超音波乳化吸引装置という掃除機のような器械で濁りを砕きながら吸っていきます。その後に眼内レンズを挿入します。当院では全例に折りたたみ型のレンズを使用しており、下の図のように筒の中に入っているレンズが目の中で元の形状に戻ります。
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最近は眼内レンズもいろいろな種類のものがでてきています。従来は単焦点レンズしかありませんでしたが、トーリック眼内レンズといって乱視矯正機能つきの眼内レンズ、遠くと近くにピントが合う多焦点眼内レンズなどがあります。この中で、単焦点眼内レンズ、トーリック眼内レンズは保険医療の範囲で行えますが、多少点眼内レンズは自費診療(両眼40万円)となります。どのレンズを使用するかは患者さんの生活スタイルを含めて患者さんとよく相談して決めています。白内障治療のことでお悩みの際はお気軽にご相談ください。
by gifuredcross | 2013-02-24 19:58 | 白内障手術

多焦点眼内レンズ

岐阜日赤眼科でも多焦点眼内レンズを使用した白内障手術が始まりました。通常の白内障手術で使用するレンズは単焦点眼内レンズというもので、遠くが見えるようにレンズ度数を合わせた場合は、近くを見る際は老眼鏡が必要になってきます。多焦点眼内レンズは遠くだけでなく近くにもピントが合うために、白内障手術後も眼鏡をあまり使用したくないという方向けのレンズです。また若くして白内障になってしまった場合、単焦点レンズでは近くが見えなくなってしまうので特にお勧めのレンズです。この手術を受けられる患者さんは術後もアクティブに仕事や趣味に打ち込まれている方が多いと思います。部長の小島医師は当院赴任前から多焦点眼内レンズ手術の経験も豊富ですので、気になっている方は相談されてはいかがでしょうか。この手術は自費診療となりますが、医療機関が先進医療の条件を満たしている(手術症例数など)と術後検査が保険で行えたり、先進医療特約の生命保険でカバーされます。ただ岐阜日赤ではまだ先進医療の申請が降りていないので(現時点では生命保険の先進医療特約を使うことは出来ません)、それまでの期間は両眼40万円というキャンペーン価格で手術を行っています。

当院で使用している多焦点眼内レンズ(テクニスマルチフォーカル):非球面デザインで遠くも近くもシャープに見えるのが特徴です。
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by gifuredcross | 2013-02-09 20:52 | 白内障手術