岐阜赤十字病院 眼科

gifuganka.exblog.jp
ブログトップ

トーリック(乱視矯正)つき多焦点眼内レンズ手術開始

多焦点眼内レンズは白内障手術時にインプラントする付加価値眼内レンズの1つで、遠くにも近くにもピントが合うのが特徴です。しかし、乱視がある程度ある方は、このレンズのパフォーマンスを十分発揮できず適応にはなりませんでした。具体的に言いますと乱視が1D以上あると、術後に裸眼(眼鏡無し)での視力が1.0以上出づらくなってしまいますので、多焦点眼内レンズの対象となりませんでした。
最近発売された、新しい多焦点眼内レンズ、レストアマルチトーリック(アルコン社)は従来の多焦点設計はそのままで乱視矯正機能がついています。これによってもともと乱視がある方でも多焦点眼内レンズの手術が可能になりました。当院でもスタッフ勉強会を終えて、手術で使用する準備を整えています。今までコンタクトレンズで長い間過ごしてきて、白内障術後も出来るだけ眼鏡を使用したくないという方など、多焦点眼内レンズにご興味のある方は当院眼科外来までお問い合わせください。

レストアマルチフォーカル トーリック眼内レンズの外観
回折型に分類される多焦点眼内レンズで、レンズの周辺に3つの点々がついており、これを基準に乱視の軸を手術時に合わせていきます。
d0291713_19582389.jpg

[PR]
by gifuredcross | 2014-05-31 19:59 | 白内障手術