岐阜赤十字病院 眼科

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翼状片治療について

翼状片は下の写真に示しますように、通常鼻側から黒目(角膜)に白い組織(結膜)が伸びてくる病気です。
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直接的な原因はよく分かっていませんが、紫外線が関係していること、年齢とともに起こりやすくなることが分かっています。紫外線に関しては、赤道に近い国の方が翼状片の発生が多いことや、農業や漁業など紫外線への曝露が多い方に起こりやすいことが言われています。
さてこの翼状片ですが、小さいうちは特に支障を来しませんが、大きくなってくると瞳にかかって見づらくなったり、また乱視によって視力が落ちてきたりします。乱視は翼状片が角膜というレンズを歪ませることで起こります。
見る事に支障が出てくるようですと手術で治した方がいいと思います。翼状片は単純に切るだけだと3割以上の方が再発してしまう病気ですので、当院では再発を防ぐために自己遊離結膜弁移植を組み合わせて手術を行っています。これによって再発する例はほとんどありませんし、術後の美容的な面でも優れている手術方法です。手術時間はおよそ20〜30分で日帰り可能です。
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翼状片と見た目は似ていても稀に目の表面の癌であることもあります。一度も眼科で診断を受けられていない場合は眼科で診てもらうことをお勧めします。
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by gifuredcross | 2013-03-05 11:26 | 角膜外来